2008年度業績

論文  →その他  →学会・研究発表  →講演・講義

<論文>

=英文=

Bril B., Dietrich G., Foucart J., Fuwa K., Hirata S. (2009) Tool use as a way to assess congnition: how do captivechimpanzees handle the weight of the hammer when cracking a nut? Animal Cognition 12: 217-235.

Corp N., Hayaki H., Matsusaka T., Fujita S., Hosaka K., Kutsukake N.,Nakamura M.,Nakamura M., Nishie H., Shimada M.,Zamma K., Wallauer W., Nishida T. (2009) Prevalence of muzzle-rubbing and hand-rubbing behavior in wild chimpanzees in Mahale Mountains National Park, Tanzania. Primates 50(2): 184-189.

Hirata S. (2008) Communication between mother and infant chimpanzees and its role in the evolution of social intelligence. In: Origins of the Social Mind: Evolutionary and Developmental Views. Itakura S., Fujita K. (eds.) Springer,Tokyo, pp. 21-38.

Hirata S. (2009) Chimpanzee social intelligence: selfishness, altruism, and the mother-infant bond.
Primates 50(1): 3-11.

Liu W., Worobey M., Li Y., Keele B.F., Bibollet-Ruche F., Guo Y., Goepfert P. A., Santiago M. L., Ndjango J. B. N.,Neel C., Clifford S. L., Sanz C., Kamenya S., Wilson M. L., Pusey A. E., Gross-Camp N., Boesch C., Smith V., Zamma K., Huffman M. A., Mitani J. C., Watts D. P., Peeters M., Shaw G. M., Switzer W. M., Sharp P. M., Hahn B. H. (2008) Molecular ecology and natural history of simian foamy virus infection in wild-living chimpanzees.PLoS Pathogens, 4(7): 1-22.

Weiss A., Inoue-Murayama M., Hong K. W., Inoue E., Udono T., Ochiai T., Matsuzawa T., Hirata S., King J. E. (2008) ssessing chimpanzee personality and subjective well-being in Japan. American Journal of Primatology 71: 283-292.

Yoshikawa M., Ogawa H., Sakamaki T., Idani G. (2008) Population density of chimpanzees in Tanzania. Pan Africa news 15: 17-20.

=和文=

伊谷原一, 松沢哲郎, 幸島司郎, 村山美穂, 友永雅己, 田中正之, 森村成樹, 鵜殿俊史, 山極寿一, 山崎由紀子,上野吉一, 落合知美, 倉島治 (2008) 大学と動物園~保全の枠を超えた学術連携に向けて~. 霊長類研究 24(Supplement): xiv & (2):158.

森村成樹, 平田聡, 倉島治, 落合-大平知美 (2008) 国内飼育下チンパンジーの個体群管理と動物福祉. 霊長類研究 24(1): 17-24.

中村美知夫, 田代靖子, 伊藤詞子 (2008) 社会の学としての霊長類学:特集の趣旨説明. 霊長類研究 24(2): 69-71.

<その他>

Idani G. (2008) The outlook for wild animal research. Raku-Yu- Kyoto University Newsletter-, 14: 6.

平田聡 (2008)チンパンジー胎児の発達. 発達 116: 104-112.

平田聡 (2009) 自己像を理解するチンパンジー―自己認知の進化. 開一夫, 長谷川寿一(編) ソーシャルブレインズ-自己と他者を理解する脳. 東京大学出版会. pp. 19-37.

伊谷原一 (2008) 新たな学問領域を目指して. 京大広報635: 2648-2649.

伊谷原一 (2008) 霊長類の蓄積を活かす-野生動物の保全研究. 読売新聞「論点」(6月29日版), 読売新聞社.

田代靖子 (2008) サルの社会の向こうに見えるもの. 教科研究理科 187: 17-19.

田代靖子, 中村美知夫, 伊藤詞子 (2008) 特集「社会の学としての霊長類学」 あとがき. 霊長類研究 24(2): 151.

著作集編集委員会 (足立薫, 太田至, 寺嶋秀明, 山極寿一, 伊谷樹一, 伊谷原一) 伊谷純一郎著(2008) 伊谷純一郎著作集第三巻「霊長類の社会構造と進化」:霊長類の社会構造、家族の発生と進化、 人間平等起源論、ほか. 平凡社.

<学会・研究会発表>

Hirata S. (March 2009) Auditory and visual event-related potentials in an awake chimpanzee: towards hominid cognitive neurosciences. ESF-JSPS Frontier Science Conference Series for Young Researchers "Social Cognitive Neurosciences", Maratea, Italy.

Hirata S., Matsuzawa T. (August 2008) Acquisition of stone tool use in captive chimpanzees: physical understanding and social influences. The 22nd Congress of International Primatological Society, Edinburgh, UK.

Tashiro Y. (May 2008) Meat eating by bonobos: pray image and meanings of meat eating behavior. The International Symposium on Comparative Cognitive Science 2008: Primate origins of human mind, Kyoto, Japan.

Zamma K. (May 2008) Sex differences in bed height of chimpanzees in the Mahale Mountains National Park, Tanzania. The International Symposium on Comparative Cognitive Science 2008: Primate origins of human mind, Kyoto, Japan.

長谷川英男, 森元梓, 佐藤晶子, 佐藤宏, 藤田志歩, 座馬耕一郎, Nguema P. P. M., 竹ノ下祐二, 郡山尚紀, 西田利貞 (2009年3月) アフリカ産大型霊長類に寄生する糞線虫属-人体症例との関係. 第78回日本寄生虫学会大会, 東京.

平田聡 (2009年3月) チンパンジーの教示行動. 第20回日本発達心理学会, 東京.

伊谷原一, 松沢哲郎, 幸島司郎, 村山美穂, 友永雅己, 田中正之, 森村成樹, 鵜殿俊史, 山極寿一, 山崎由紀子, 上野吉一, 落合知美, 倉島治(2008年7月)大学と動物園~保全の枠を超えた学術連携に向けて~.  第24回日本霊長類学会大会自由集会, 東京.

楠木希代, 不破紅樹, 洲鎌圭子, 田代靖子, 座馬耕一郎, 藤田心, 平田聡 (2008年11月) 人工保育チンパンジーの群れ復帰への取り組みについて. 第11回SAGAシンポジウム, 東京.

水口清, 森裕介, 藤澤道子, 野上悦子, 森村成樹, 鵜殿俊史, 小林久雄, 伊谷原一 (2008年11月) チンパンジー雄グループの再編成. 第11回SAGAシンポジウム, 東京.

長野邦寿, 森裕介, 藤澤道子, 野上悦子, 森村成樹, 寺元研, 鵜殿俊史, 小林久雄, 伊谷原一 (2008年11月) チンパンジーに対するハズバンダリー・トレーニング. 第11回SAGAシンポジウム, 東京.

難波妙子, 不破紅樹, 楠木希代 (2008年11月) すごろくを通じて野生チンパンジーの幸せを考える- 教材『チンパンじんせいゲーム』の紹介. 第11回SAGAシンポジウム, 東京.

田代靖子 (2008年5月) ボノボによる小動物の捕獲と肉食:プレイ・イメージと肉食の意味. 日本アフリカ学会第45回学術大会, 京都.

田代靖子 (2008年6月) コンゴ民主共和国でのボノボの調査経験から. 海外学術調査総括班フォーラム連続ワークショップ第4回:フィールドサイエンスと超域的ネットワーク, 東京.

鵜殿俊史, 小林久雄, 藤澤道子, 伊谷原一 (2008年9月) C型肝炎ウイルス関連腎症が疑われた チンパンジーの慢性糸球体腎炎の2例. 日本野生動物医学会第14回大会, 神戸.

座馬耕一郎 (2008年7月) チンパンジーのベッドの崩壊速度とベッド樹の特性. 第24回日本霊長類学会大会, 東京.

<講演・講義>

不破紅樹 (2008年11月23日) チンパンジーから学ぶ母子のきずな. わんパーク高知アニマルランド・第8回アニマルランド動物セミナー, 高知. 来聴者数50名.

不破紅樹 (2008年12月14日) 類人猿に学ぶ、お産・子育て. 小阪産病院 たまごママネット母育所講座, 大阪. 来聴者数50名.

平田聡 (2008年7月9日) 動物はだますか?だまされるか? 九州大学・総合科目「嘘とだましの科学」, 福岡. 来聴者数200名.

伊谷原一 (2008年5月30日) 京都大学野生動物研究センターの展望. 京都大学野生動物研究センター発足記念式典, 京都. 来聴者数400名.

伊谷原一 (2008年8月7日) 乾燥疎開林のチンパンジー. SMBCパーク栄セミナー・イベント, 名古屋. 来聴者数100名.

伊谷原一 (2008年10月29日) 野生動物から学ぶ-ボノボの社会構造と進化-. 洛北高校スーパー・サイエンス・ハイスクール特別講演, 京都. 来聴者数80名.

伊谷原一 (2008年11月6日) 人間性の起源. 第55回岡山県高等学校家庭クラブ研究発表大学基調講演, 岡山. 来聴者数300名.

伊谷原一 (2008年11月9日) チンパンジーから学ぶ~東山動物園の再生と動物の豊かな暮らし~. 名古屋市東山動物園・新チンパンジー展示施設竣工式典記念公演, 名古屋. 来聴者数100名.

伊谷原一 (2009年1月27日) 進化の隣人に学ぶ. (財)岡山県郷土文化財団・郷土文化講座, 岡山. 来聴者数120名.

難波妙子 (2008年11月29日) チンパンジーから学ぶこと/人形劇 こころのみみ.
倉敷人権学習委員会・人権教育講演会, 倉敷. 来聴者数56名.

座馬耕一郎 (2008年4月~6月)人間の歴史. 岐阜県立看護大学, 羽島. 来聴者数80名.